2019-03-26 第198回国会 参議院 予算委員会 第14号
○政府参考人(大島一博君) 御指摘のように、合併する身体疾患あるいは周辺症状が強い認知症の方につきまして入院の受入先がなくて困っているといった声や事例があることを承知しております。
○政府参考人(大島一博君) 御指摘のように、合併する身体疾患あるいは周辺症状が強い認知症の方につきまして入院の受入先がなくて困っているといった声や事例があることを承知しております。
このほか、平成二十八年度診療報酬改定におきまして、身体疾患のために一般病棟に入院した認知症患者に対する病棟での認知症症状に関するケアや多職種チームによる介入について評価する加算を設けたところであります。こうした取組により、認知症の方の身体合併症への対応等が適切に行われるよう取り組んでまいりたいと存じます。
この優生保護法には、第三条、本人の同意について規定されておりますが、今申し上げましたように、同意が必要でない者として、未成年者、精神病者、精神薄弱者、遺伝性身体疾患、遺伝性奇形などを挙げているわけです。障害を持つ女性が、生理時の介助が面倒だなどの理由によって、子宮あるいは卵巣の摘出や卵巣への放射線照射をされるケースも数多くありました。
この非受講の理由としては、優先されるべき身体疾患ですとか精神疾患の治療があるからとか、刑期が不足しているから、日本語能力の問題があるなど様々理由は挙げられておりますけれども、これに関して、常習性、反復性が認められない、性犯罪につながる問題が大きくはないと判断されてしまいますと、そもそも受講の可否を判断する調査の対象になることもなく、一回の強姦で受刑している者などは受講しないことになる、こういった現状
介護療養病床は、主として重篤な身体疾患を有する重度の要介護高齢者の長期療養を担うとともに、例えば喀たんの吸引あるいは経管栄養などの医療処置を高頻度で行うという施設でございます。今後、慢性期の医療と介護のニーズをあわせ持つ高齢者が増加していく中で、これらの機能を地域において確保する必要があると考えているところでございます。
○三浦政府参考人 介護療養病床のお尋ねでございますが、平成二十六年度に行った調査によりますと、介護療養病床は、他の介護保険施設と比較いたしまして、重篤な身体疾患を有する重度要介護高齢者の長期療養を担っているということとともに、喀たんの吸引、経管栄養などの医療措置を高頻度で実施する施設としての機能を担っているということが明らかになりました。
また、先生これも御案内のように、聖マリアンナ医科大学病院は、精神科病床を持つ総合病院といたしまして、身体疾患を伴う精神障害者の受け入れ等、地域において一定の役割を担ってきたものとの認識をしております。
それから、あと、精神障害を持つ少年の収容定員というお話がございましたけれども、医療少年院は、身体疾患、精神疾患両方を収容しておりますので、精神障害を持つ少年の定員というような管理をしておりませんので、特に定員ということはございません。 以上でございます。
八王子医療刑務所は、東京矯正管区内唯一の医療専門施設で、身体疾患、精神疾患を有する受刑者のうち特に重篤な者を収容している、そして、今お話にもありましたように、医師の定員十七名のうち十名しか充足していないということです。この八王子医療刑務所の受刑者の定員は四百二十七名ですので、十人で持っているということは、単純に計算すると一人当たり四十二・七名を診ているということになります。
さらに、身体合併症への対応でございますけれども、精神科医療機関と身体疾患に対応できる医療機関の連携などによって、全圏域で、身体疾患を合併する精神疾患の患者さんを二十四時間三百六十五日対応できるような受け入れ体制の確保を目指して、財政面を含めた支援を行っておりまして、平成二十五年度には精神科救急医療体制整備事業という、全体で二十億円の予算をつけさせていただいております。
そのほか、精神科以外の医療機関で身体合併症の治療を行っていたが、精神症状が著明となり、治療を継続できなくなった方が一二%、身体疾患の急性期状態が安定し、精神症状の加療が必要になったためという方が九%というような結果になっております。
○岡田政府参考人 御指摘の並列モデルは、一つの医療機関で精神科と身体疾患に関する診療科を有する場合への対応、それから、縦列の方は、精神科の専門の医療機関と身体に対応する医療機関の連携により対応するというようなモデルでございます。
○政府参考人(岡田太造君) 失語症についての御質問でございますが、失語症は、咽頭切除や舌切除、外傷性の脳損傷、脳血管障害、発達障害などの身体疾患や精神疾患により言語機能が失われた状態を指すものであるというふうに理解しております。こうした様々な疾患に起因する症状を表す概念でありますために、失語症を有する方の数は把握していないところでございます。
○国務大臣(江田五月君) 現在、医療刑務所は全国に四か所、委員御指摘のとおりで、そのうち身体疾患や精神疾患により専門的医療を要する、これは全国の受刑者のうち、そういう者を集めて、そして医療措置を行っているということでございますが、全国の医療刑務所に収容されている一日平均収容人員の推移ということで見ますと、平成十八年九百七人、十九年九百三人、二十年九百九人、二十一年八百九十六人ということで、横ばいということでございます
さらに、そのような整備がまだまだ十分に進んでいない理由に関しましては、センターへの補助が相談、連携などに係る費用の分に限られていることや自治体の財政などが厳しいことということが進まない原因と考えておりますので、このため、二十二年度の予算においては、認知症患者が身体疾患にかかった際、総合的に対応できる機能を有する基幹型センターには、先ほども言いましたように一千万円、そして地域型には六百万円というふうに
認知症患者が身体疾患にかかったり骨折などのけがをした際に総合的に適切に対応できる機能の整備が重要であることから、今年度から実施要綱を改正し、新たに精神科及び内科、外科の総合的な機能を有する基幹型センターを創設するとともに、このための予算を今までの地域型は六百万円、そして基幹型は一千万円というふうにさせていただいて拡充したものであります。
大臣政務官(山井和則君) 今回、基幹型と地域型と二つ新たに機能を設けたわけでございますが、先ほど申し上げましたように、このセンターには三つの機能を有しておりまして、専門医療機関としての機能、また介護サービスとの連携、また住民、医療関係者への情報発信ということですが、先ほども申し上げましたように、認知症の方は徘回というか歩き回ったりされて、そしてこけてしまって骨折されるケースとか、また当然その他の身体疾患
でも、ここへ行くまでに過労や事業不振や職場環境の変化というものが起きて、それが身体疾患に行って、あるいは職場、人間関係でいじめもあったりいろんなストレスがたまる、失業がある、負債がある、家族の仲がおかしくなる、生活苦になって、うつ病になって、最後自殺に行くというプロセスがきちんと見えてくる。
きょう、お手元の資料で参考資料一というのをちょっと見ていただきたいんですけれども、これは、まず百余りの疾患、これは身体疾患も含んでなんですが、その百余りの疾患を対象としたクリス・マレーらのWHO研究というのがございまして、それの結果が上にあるんですけれども、「生活上の機能障害を引き起こす十大疾患」、このトップがうつ病でございます。
心筋梗塞、糖尿病、がん、脳血管障害などの身体疾患によってうつ病の有病率が高まるということも知られておりますし、高齢期のうつへの取り組みの重要性というのは、厚労省も認識をして研究をされてきたはずだと思います。 家事代行などを考えるときに、何が適切で何が適切でないかということは、実は、うつについての知識を持っている人でなければ判断できないわけでございます。
医療刑務所の大体の役割というのは、一般刑務所で治療又は処遇が困難なような医学的な問題、これは精神疾患、身体疾患問いませんけれども、そういった問題を有する被収容者、主に受刑者ですけれども、彼らに対して専門的な医療と処遇を施すために設置された刑務所です。法務省矯正局の管轄下にありまして、監獄法あるいはそれに関連するような法規に従って運営されています。
私は一昨年まで精神科のある総合病院に勤務しておりましたが、一般精神医療においても患者様の身体疾患の医療にはまだまだ大きな障壁があると痛感し、その確保に努力してまいりました。その体験からもこの点には十分過ぎる配慮が必要であると感じております。そのためには、精神科病棟のある総合病院に予算及び人員配置の上での配慮を含めた準指定のような処置を是非いただきたいとお願いいたします。
一方、この八王子医療刑務所は、医療重点施設である府中刑務所よりもさらに医療設備が充実した医療専門施設でございまして、覚せい剤、精神病患者の中でも、長期間病室に収容して治療することが必要な者、さらには、他の精神疾患や病室に収容して治療することを要するような身体疾患を合併する者を収容しております。
○水島委員 私が精神科を入れろと言っているのは、自分が精神科医だからというだけではなく、やはり質のよい治療、関係が持てる医師を育てていくためにも、身体疾患患者が精神症状を来したときのためにも、また、精神疾患の患者が身体合併症を来したときのためにも、あらゆる医師が精神科の研修を受けている必要があると私は確信しております。それが、ひいては精神障害者の差別の撤廃にもつながっていくわけであります。